田舎屋くろべえ・金華・白樺ソバ粉比較|水無月のお蕎麦会

3種のソバ粉(田舎屋くろべえ・金華・白樺)の、出張お蕎麦会の記録。

お蕎麦は〆ではなく、「肴」が趣旨のお蕎麦会。
目標は、お酒とお蕎麦のマリアージュですが、まだまだ勉強不足なうえに、
出張なので出来ることに限りがあって、なかなか難しいです。

今回のテーマは、
ソバ粉の“原料の違い”を楽しんでもらうことに絞りました。

石臼挽きソバ粉の製粉前の状態を大きく分けると、
①玄ソバ挽き〈黒〉
②挽き割り
③丸抜き挽き〈白〉
があり、
このうち両極にある①と③を軸に、その中間としてブレンド粉〈銀〉を配置し、
〈黒・銀・白〉の3点で構成してみました。
他所行き仕様で、すべて外二です。

そしてさらに今回は、
当日、セレクトしたお蕎麦の図説を用意してみました。

初めての試みで、編集が甘かったと思うのですが、
この辺りは次回に活かしていきたいところです_φ(・_・

蕎麦の記録。

〈黒〉大西製粉「田舎屋くろべえ」

この日の配合外二600g
加水率300g(50%)
延し約1.7mm厚 /切りべら19本前後
メモフルイから落ちづらい
ソバ玉の肌にザラみ、ペッタンペッタン系

〈銀〉カガセイフン「金華」

この日の配合外二600g
加水率288g(48%)
延し約1.6mm厚 /切りべら21本前後
メモフルイ落ちづらい
ふわふわきめ細やか、水分を感じる粉
ペッタン、もちもち

〈白〉高山製粉「白樺」

この日の配合外二600g
加水率285g(47.5%)
延し約1.5mm厚 /切りべら23本前後
メモふわふわ、キメが細かい
しっとりだけど、金華のほうが水分を感じる
芯を感じる、もっちり、もっちり感

〈蕎麦汁〉

☑︎濃口かえし
☑︎淡口かえし
ぶっかけ用に薄めに仕立てたのを忘れていて、大失態💦
すみません🙇‍♀️

この日の対峙まとめ

〈黒〉は外層の存在感が強いが、玄ソバの挽きぐるみとしてはつるみがあり重くない。
更科系の〈白〉は、見た目通り、なめらかで軽やか。
〈銀〉は、玄ソバと丸抜きの中間に位置するものの、外層の印象がはっきりと出ており、全体としては黒寄りの体感。

原料の違いが、そのまま麺と食感に現れる構成だったものの、
〈白〉と〈銀〉の違いより、〈銀〉と〈黒〉の差の方が小さく感じられたのは印象的だった。

この日のお料理たち

〈前菜〉
🥢二種の白和え 枝豆と牛蒡
🥢甘唐辛子と千両茄子の揚げ浸し
🥢蕗の煮たの
🥢長芋の梅酢漬け
🥢うずまき玉子
🥢金平牛蒡
🥢トマトの浸し 蒸し鮑

〈逸品〉
🥢 真蛸柔らか煮
東京湾のマダコ解禁日後に、釣ってきたもの。

🥢 天然鮎焼き浸し
ちょうどよく高津川産の天然鮎が手に入ったので、大冒険ながら、鮎好きの皆さまに。

〈煮物〉
🥢冷製焚合せ
🥢豚肩ロースの柔らか煮

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